台湾のことを話そう

りんごの皮剥き大考察

私はりんごは等分に切り分けてから皮を剥く派だ。

ある年の中秋節のBBQに、それぞれ食べたいものを持参して友人宅にお邪魔した。
お腹もくちくなった頃、ぼちぼち片付け始めようかと汚れた皿を流しに持って行くと、友人のお母さんがりんごを剥いていた。
ピーラーを使ってりんごを丸裸にし、手のひらに少し塩をとると両手で馴染ませ、「変色しちゃうからね〜」と丸裸のりんごを撫で回した。そうしてまな板の上で等分に切り、皿に盛って共したのだった。
もちろん私も美味しく頂いた。
ほんのりと塩味がした。

冒頭に書いた通り私は切り分けてから皮を剥く派なので、「そっか!台湾ではこれが常識なんだ!」と若干のカルチャーショックを受けた。
が、つい先日、ネットで仕事の調べ物をしているときに「日本人のりんごの剥き方には地域差がある」ことを知った。
日本にも『分割してから剥く派』と『剥いてから分割する派』があるのだ!
もう半世紀ほど生きてきたが、まだまだ知らないことが多いことを実感する。
色々と検索してみたけれど、どの地域がどれに該当するのかは判明しなかった。
分布図的なものがあったらきっと面白いのに。

ちなみに、日本人は刃を手前に向けて(自分に向けて)皮を剥くことが多いと思うけれど、台湾人は手前から外に向かって刃物を動かす。
これについて友人は「昔の日本人は井戸端で食事の支度をしていたから、刃を人に向けないように使う習慣ができたんじゃない?」と推察していた。

さらにちなむと、日本では殺傷事件の際に出刃包丁が使用されがちだが、台湾では「西瓜刀」の出現率が高い。まさしくスイカを切るための包丁で刃長が長い。「刺す」よりも「斬りかかる」のに適した形状をしている。
日本は相手の懐に飛び込む方式、台湾は距離を保って確実に……といった感じだろうか。
じゃあアメリカなら「自宅にあった銃で」かな?
道具が変わると「する側」と「される側」の関係性や距離感に違いが見えて、不謹慎ながらちょっと興味深い。
台湾の一般家庭では一家に一本(なのか?)の西瓜刀だが、我が家にはない。
今後も買わないでおこうと思う。

先日、友人が経営しているフルーツジュース屋に寄った。
彼女は中国湖北出身。
お店で買ったカット梨はほんのり塩味だった。

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というわけで、Googleフォームでアンケートを作ってみました!

『りんごの剥き方分布図を作りたい!』
https://forms.gle/ANXgYfracCDk43RSA

アンケートデータをもとに、分布地図作成に悪戦苦闘したいと思います。
みなさま奮ってご参加ください!

数がまとまってきたら発表しようと思います。気長にお待ちくださいね!

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中国語:問卷(ㄨㄣˋㄐㄩㄢˋ)
日本語:アンケート

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