北海道の男児置き去り事件について

北海道の男児置き去り事件について、連日メディアで取り上げられていますが、私も少し物申してみたいと思います。

想像してみてください。
あなたは、いま海外旅行にきています。
ツアーガイドが、あなたを山中のビュースポットに連れて行ってくれました。
ですが、帰りの車中で、あなたはガイドの気に触ることをしたようです。
ガイドは急に怒り出して、あなたを車から降ろし、そのまま走り去ってしまいました。
あなたはどうしますか…?

旅行会社にクレームものですよね。
「無事に帰れたとしたら」のはなしですが。

想像してみてください。
置き去りにされたそのときの不安と恐怖を。

ただし、
大人のあなたは、携帯電話を持っているでしょうし、お金もあります。
海外にいますから言葉は通じないでしょうけれど、比較的安全にこの危機を抜け出す方法を考え出す知恵もあります。

子どもなら…
日本国内の話だとしても…
どうしたらいいでしょう?

例えば台湾は、治安も良く親日ですが、一人旅の日本人女性が殺害された事件もかつてありました。
私も、いまでこそ第二の故郷である台湾では、何をするにも苦労はありませんが、台湾で生活を始めた当初は、不安だらけで毎日少なからず緊張しながら過ごしていたものです。

今回、男児が無事に保護されたのは、偶然と幸運以外のなにものでもないように感じます。
「(子どもが)言うことを聞かない」のは、一方的に「言うことを聞かせようとしている」状態とも言えるわけで、つまりその方法は成功していないのですから、違うアプローチを考えて問題解決に当たるべきであって、それは「知恵を持つ側」が行うべき作業であると思うのです。

ちなみに、子どもを単独で部屋に残しておく行為は、台湾でも児童虐待と認識されます。

子ども向けに制作されていますが、まさにこういうことだと思います。
「想像してみよう、いろんな気持ち」公益社団法人ACジャパン
https://www.ad-c.or.jp/campaign/mp4/self_all_02.mp4