[上海出張録]01.出発初日、はやくもワタワタ

4月末〜5月初にかけて出張で上海へ行って来ました。
実は上海初上陸。台湾仕込みの中国語がどこまで通用するか…と、だいぶ緊張していたのですが、結果から言うと杞憂に終わりました。
中国大陸の大きさを考えたらごくごく当たり前のことだったのです。詳しくは後述することにしますね。

出発の日は離陸が約1時間遅れました。ついでに言うと帰国便も約1時間のDeley。
乗客は全員揃っていて、あとは離陸するだけ…の状態なのですが、どちらの便も滑走路の使用順番待ちで、結局それぞれ約1時間ずつ遅れました。
機内サービスの映画でも見て時間を潰せればよかったのですが、あいにく座席モニターがない機体。しかもいつ離陸体制にはいるともわからないので、PCを起動させて仕事をするわけにもいかず…
じっと座って待つ以外になく、いつの間にかうとうとして、目を開けるとさっきと同じ景色(同じ場所に駐機したまま!)という状態で1時間を過ごしました。
おそらく乗客の9割は中国籍だったと思うのですが、みなさん特に騒ぐでもなく文句を言うでもなく、おとなしく待っているのですね。これも詳しくは後述しますが、みなさん「待たされること」に慣れているように感じました。

上海行きは成田からの出発。入管の荷物チェックの際にボディチェックを受けました。
いつもは金属探知のゲートをくぐるだけなのに、抜けた後にお立ち台があってそこでくるりと1回転。
ポケットの中に入れておいたハンカチが反応したようで、女性職員にボディチェックをされましたが、その他は特に問題なく無事通過。
北朝鮮関連の厳戒態勢だったのでしょうか…?
上海では、この荷物チェックがさらに頻度を上げることになります。

地下鉄の荷物チェック機

上海浦東国際空港に到着。
迎えに来てくれている友人に連絡を…と空港の無料Wifiにつなげようとしたのですが、接続するためには携帯電話での認証が必要だというメッセージが。
中国国内用の携帯番号を送信してショートメッセージでパスワードを受け取る仕様になっていて、短期滞在の外国人には非常に不親切な仕組み。
友人とはなんとか無事合流できたので、まずはプリペイドの携帯番号を購入しようと電話会社の窓口へ行くと、番号1つにつき200元(≒3,200円)ほどかかるとのこと。100分ほどの通話料もついてくると言われたけれど、5日間の滞在でそんなに話すとも思えないし、とりあえずスマホでインターネット接続ができればいいだけなのだけれど、そんなニーズに合わせたプランが用意されていないようでした。
友人が「ずっと使ってないsimがあるから、それを使わせてあげる。200元なんて高すぎるし」というので使わせてもらうことに。他の方々は、中国滞在中は国際ローミングかなにかで対応されているのかもしれませんね。
中国では、Googleのすべての機能(メール、マップ、ネット検索など)が使用できなくなるし、FacebookもLINEもインスタグラムも軒並み接続NGになるので、現地のsimがあっても、一概には便利とは言えないなぁ、と感じました。(つづく)

Last Updated on 2025年2月15日 by aki.tw